孫子について

孫子とは(孫子の兵法)

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孫武・孫子

孫子(孫子の兵法)とは

孫子とは、計篇・作戦篇・謀攻篇・形篇・勢篇・虚実篇・軍争篇・九変篇・行軍篇・地形篇・九地篇・火攻篇・用間篇の計13編から成る兵法書です。

孫子は「孫子の兵法」とも呼ばれ、元々は中国の春秋時代に活躍した兵法家 孫武(紀元前535年〜?)が記したものとされています。

しかし現存する「孫子の兵法」は、孫武と彼の子孫で戦国時代に活躍した孫臏(紀元前4世紀頃)が記し、三国志で有名な曹操(155年〜220年)が注釈を付けたという説が有力です。

孫子(孫子の兵法)の特徴

孫子(孫子の兵法)は、細かい戦い方を説いた戦術書というより、

用兵の法は、国を全うするを上と為し、国を破るはこれに次ぐ

用兵の原則は、敵国を傷つけずに降伏させることが上策であって、戦って打ち破るのは次善の策である。

百戦百勝は善の善なる者に非ざるなり。戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり

百回戦って百回勝つのが最善ではない。戦わずして勝つのが最善である。

智者の慮は必ず利害に雑う。利に雑えて務め信ぶべきなり。害に雑えて患い解くべきなり

智者の思慮は、ある一つの事柄を考える場合にも「利」と「害」との両面から洞察する。利益になる事柄に害の側面を交えて考えることで、狙い通りに達成できる。害となる事柄に利益の側面も交えて考えることで、不安を消すことができる。

先ずその愛する所を奪わば、即ち聴かん

まず敵が大切にしているものを奪取すれば、敵はこちらの思いどおりにできる。
 
とあるように、戦って勝つことだけにこだわらず、時には戦わずして勝つことを含めた戦略書としての意味合いが大きいのが特徴です。

孫子は 2500年ほど前の兵法書ですが、論理的で理にかなった内容は普遍的な価値があり、現代でも、軍事研究家だけでなく、多くの実業家にも影響を与えています。

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